全国建築板金競技大会
第1回 グランドチャンピオン大会レポート
NYAC和田真輝選手(京都府)、ZIC堀井貴義選手(愛知県)が最優秀作品を制作
(一社)日本建築板金協会主催の第1回グランドチャンピオン大会が2019年2月24日(日)に、富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)で開催された。当日の参加者は建築技術の部(NYAC)7名、技能競技の部(ZIC)9名が出場。
競技大会閉会式後である午後1時30分から第1回グランドチャンピオン大会開会式が始まり、村田豊理事(青年部部長)より主催者代表の挨拶が述べられた。開会式終了後、各会場に移動し、ZICは午後2時から、NYACは2時10分から競技開始した。制限時間はZICが3時間30分、NYACは3時間。全国から過去の競技大会歴代優勝者が集まり競い合う、平成最後の夢のような内容の本大会。各選手の技術・技能のレベルが高く、競技大会の優勝者としてのプライド・意地を垣間見るものであった。そのオーラは凄まじく、会場にいた全ての人々を魅了した。競技終了と同時に観客席から拍手が巻き起こり、選手同士で固い握手を交わし称え合うその姿は美しく、感動的であった。閉会式では小野寺俊一審査委員長より全体総括を述べ、大会の幕を閉じた。今大会に協力した設営・審査スタッフは皆、歴代の競技大会統括責任者で、大会終了後も夜遅くまで後片付けや審査作業を行い、大会運営に貢献した。なお両部門の最優秀作品を制作した選手は4月19日の青年部行事のほか、5月16日に高知県高知市で開催された第71回全国建築板金業者高知大会で表彰が行われ、壇上で授与された。