一般社団法人日本建築板金協会青年部
全日本板金工業組合連合会青年部
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笹島 征太郎 - 一般社団法人日本建築板金協会青年部 部長
全日本板金工業組合連合会青年部 部長

就任あいさつ
一般社団法人日本建築板金協会青年部・全日本板金工業組合連合会青年部第14代部長の笹島征太郎でございます。このたび、2025年4月18日に開催されました第50回通常総会において、部長という大役を拝命いたしました。身の引き締まる思いとともに、責任の重さを深く受け止めております。國松慶誇前部長をはじめ、歴代の諸先輩方が築き上げてこられた伝統と信頼をしっかりと受け継ぎ、次代を見据えた新たな一歩を青年部の仲間と共に歩んでまいります。
基本理念
一般社団法人日本建築板金協会青年部・全日本板金工業組合連合会青年部の発展を目的とし、青年部員のための組合活動を行います。
- 【2025年度スローガン】
- 「誇りを胸に、共に征こう!」
本年度のスローガンには、私たちの志と決意を込めた三つのキーワードを掲げています。
「誇り」
「共に」
「征く」
基本方針
減少が続く青年部員の確保と後継者の育成を最重要課題と位置づけ、建築板金業界全体の持続的な発展に向けて、力強く取り組んでいくことにあります。現在、建設業界全体で若手人材の不足が顕在化しており、組合に所属していない板金業者や、後継者が青年部に参加していない事業所も多く見受けられます。このままでは業界の未来そのものが危うくなりかねません。
私たち青年部は、この現状を真摯に受け止め、危機感を共有しながら、一丸となって新たな活路を切り拓いてまいります。そのためには、青年部としての存在意義と魅力を広く発信し、若手が「参加したい」「関わりたい」と思える環境づくりが不可欠です。スケールメリットを実感できるような、規模感と影響力を備えた事業を積極的に展開し、多くの若手が将来に希望を持てるような活動を進めてまいります。さらに、親会との連携を一層深め、世代を超えた協力体制のもと、業界全体に波及するような変革を目指していきます。
日板協継続事業であり運営を担っている「建築板金業次世代研究会」や「全国建築板金競技大会」、青年部事業である「全国青年部部長会議」といった場を活用し、実践的かつ継続的な人材育成に注力してまいります。技術力だけでなく、リーダーシップや経営感覚、業界への誇りを持った次代の人材を育てることが、業界の未来を支える礎になると確信しています。
また、各都道府県板青年部活動を表彰する「青年部アワード」、交流事業の「都道府県対抗全国ボーリング大会」を通じて、各地域の人と人とのつながりを深め、互いに高め合える「仲間づくり」を推進してまいります。志を同じくする者同士が一体感をもって活動することで、大きな力が生まれると信じています。加えて、地域社会との関係性の強化も重要な使命です。
私たちの仕事の意義や価値を、地域住民や次世代に正しく伝えていくことは、業界の社会的地位向上にもつながります。各都道府県の青年部が地域との関係を築き直し、信頼を得ていくことが、ひいては若手の業界への関心を高めることにも寄与します。
さらに、SNSや各種メディアを活用し、私たちの活動や業界の魅力を積極的に発信していくことで、世間からの認知度と評価の向上を図ります。これらの目標を実現するためには、青年部員一人ひとりの力と意志が何よりも重要です。それぞれが自身の現場で誇りと責任を持ち、仲間とともに学び合い、支え合うことで、必ずや大きな成果と変化を生み出せると信じています。今こそ、青年部が中心となり、業界の未来を切り拓く時です。ともに歩み、次世代に誇れる建築板金業界を築いてまいりましょう。
役員名簿
- 部長
- 笹島 征太郎
- 副部長
- 今村 俊輔
- 副部長
- 野元 祐哉
- 副部長
- 桑原 隆憲
- 副部長
- 橋谷 冬紀
- 副部長
- 遠藤 孝之
- 副部長
- 髙島 望
- 副部長
- 山田 剛史
- 幹事
- 大関 貴志
- 幹事
- 成瀬 菜月
- 監事
- 高橋 裕
- 監事
- 西嶋 拓也
青年部優秀活動組合褒賞の歴史
年 | 受賞 | 内容 | 備考 | 全国大会 |
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~ | ||||
2009 | ボランティア活動 | 公共施設の屋根施工、清掃活動 | 愛媛 | |
2010 | ボランティア活動 | 地元・鉄道駅舎の雨どい設置など | 石川 | |
2011 | ボランティア活動 | 小学校に出向きエッチング教室など | 青森 | |
2012 | 愛知 | ボランティア活動 | 小学校で銅板レリーフ製作指導 | 山梨 |
2013 | ボランティア活動 | 小学校での板金教室や各種イベントへの出展 | 北海道 | |
2014 | 福井 | 甲冑の製作・展示 | 銅製の甲冑を製作、各種イベントで板金PR | 千葉 |
2015 | ボランティア活動 | 「期待値を込めて」とするも、その後の青年部活動は不発に近い(次世代、競技大会は参加無) | 大分 | |
~ | 京都 | |||
茨城 | ||||
宮城 | ||||
2019 | 社会貢献活動 | カンボジア学校支援事業、銅板レリーフ制作など | 高知 | |
2020〜2022 | 社会貢献活動 | ものづくり体験への参加、技能コンクールの運営・審査員、技能検定における実技指導など (2020年・2021年静岡大会が延期になり、2022年5月の総会で表彰) | 静岡*2022年度 全国大会 |
|
2023 | ボランティア活動 | 偕楽園の案内看板葺き替えや鹿島灘海浜公園の銅製看板製作取り付けなど | 東京 | |
~ | 岡山 | |||
2025 | 講習及び交流活動 | 建築板金の技術・知識に関する講習に加え、社会人としての知識や組合員同士の交流に至るまで多様な活動を実践しSNS発信を通じて建築板金業の周知を図る | 島根 |