第39回建築板金業次世代研究会in長崎
【事業報告】
一般社団法人日本建築板金協会(日板協)主催、同青年部運営、長崎県板金工業組合、九州板金工業組合協議会青年部並びに長崎県板金工業組合青年部協力の建築板金業次世代研究会が「長崎にっしょうかん」(長崎市)で9月7・8日の2日間にわたり開催された。 今年度の次世代研究会は、テーマを「邂逅相遇」とし、「Challenge(チャレンジ)~業界を変えるのは俺たちだ!~」と題し、来賓・出展企業関係者などを含め250名超の参加者数となった。
1日目は小野寺俊一・日板協副会長の「次世代に伝えたい、繋げたいこの魅力」の題による講演が行われた。その後、小島敦子氏(プレシャスパートナー代表)の「出逢いを成長のチャンスにできる人」の題による講演が行われた。また併催された建材関連展示場(13社と長崎県板金工業組合青年部による販売)も多くの来場者で賑わった。
2日目は長崎県板金工業組合青年部による「令和時代の建築板金」の題による講演が行われ、講演終了後には2日間を通じて得たものをグループで話し合い、発表を行った。
次回の次世代研究会は、2020年9月に北海道札幌市で開催される予定。
【事業目的】
建築板金業界喫緊の課題と中小企業の事業経営の継承問題について更に深く調査・研究し、異業種交流も含めた参加者を募り年1回開催されています。また、建築板金技術の継承は、日本独特の技術「匠」の世界そのものを事業経営とともに行うものでありますが、研究会では次の二つの観点から調査・研究を行います。
①開発・研究…環境問題、品質・安全問題、新素材への対応と調査研究から消費者への安全・安心とコスト低減を推進し、消費者利益の擁護と増進を目指します。
②次世代経営者の人材育成…上記①の調査・研究を踏まえ、素材メーカーや住宅メーカー等と同一次元で建築関係業界の次世代継承問題の解決を図るとともに、異業種を含めた研修・ 研究討論会の場を提供し、今後の中小(零細)企業の経営基盤の強化と、活力ある若手経営者を育成し、日本の産業基盤(底辺)の充実を図ることで社会の安定と消費者の「住」への安心を構築していきます。
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天野 宏昌会長
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川島 隆司理事
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東雲 朝則理事(九州ブロック会長)
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村田 豊青年部部長
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小野寺 俊一副会長
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小島 敦子氏
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辻 麗司副部長
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